命の重さ。

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急な用事で母の家に車で向かっていました。

見通しの良い一本道。
夜道で見づらい中央線。
猫が轢かれていた。
  
このままではまた轢かれちゃう。
少し先のパーキングに車を停めて向かう。
とりあえず車にあったビニールを片手に。
中央線に向かう途中、またその猫が轢かれた。
明らかに感触でわかるだろうに、その車はまた過ぎ去って行った。
急いで駆け寄りビニールを持つ。
ビニールでは覆えない大きさ。オトナだった。
素手で抱き上げる。
柔らかい感触と暖かさ。
轢かれたばかりだ。
頭から轢かれて内臓破裂なんだろう。
触って伝わる感覚。
そのまま道路脇に避難させた。
その時。小学生くらいの女の子が近寄ってきた。
そのあとにお母さんらしき人。
「すみません。私も娘から聞いて役所に連絡をしてみたんですが、繋がらなくて。どうしたら良いかわからなくて。」
どうやら女の子が先に見つけて、お母さんを読んできたらしい。
「警察に連絡したら引き取りに来てくれますよ。」
通りすがりの方が教えてくれた。
お母さんはすぐ連絡をしてくれて、警察の方が来てくださることに。
「あとは私達やりますから。ありがとうございました?」
そう言われたので、「お願いします。」
とお任せする事にした。
不安そうに猫を見つめる女の子が昔の自分と重なった。
「かわいそうだったけど、この仔はもうこれ以上轢かれないからね。見つけてくれてありがとう?」
そう女の子に伝えて来ました。
首輪をしていなかったからノラ猫だったのだと思う。
あのこの魂がまっすぐお空に向かうよう、霊氣をかけて送りました。
人間だったらひき逃げしたら大ごとになるのに、動物だからって轢き逃げをしないで欲しい。
小さくても大きくても一つの命。
キチンと向き合ってもらいたいなあと思いました。
あの女の子は多分大丈夫?
キチンと命と向き合える子だと思ったから。
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