出会い。

つい先日、ふと氣になって、幼馴染にラインした。

彼女は私の幼稚園からの幼馴染。

高校を卒業後、お互いに東京に進学してから数回会ったきりだった。

それから数年後、彼女は結婚して関西に引っ越して、私は埼玉。

お互いに連絡を取り合う事もなく、20年以上が経っていた。

ラインには彼女の飼い始めた猫の写真がアイコンになっていて、その写真を見るとたまに思うのですが、連絡をすることはなかった。

先日、そのアイコンの猫がどうしても頭に浮かび、離れなかったので、思い切って連絡した。

ラインは、電話番号で自動的に登録されるから、もしかしたら違う人かもしれない。

そうだとしても、ダメ元で連絡してみよう。

そう思い、連絡をしてみた。

「元気?」

そう返ってきたラインは、友人からだった。

20年以上も離れていたのに、変わらず話はどんどん進み、私が今、アニマルコミュニケーションをしている事。

彼女は愛猫と旦那さんと関西に暮らしている事。

刺繍をしている事など。沢山話し、思い出しては笑った。

今の愛猫、桃太。その桃太の前に、胡桃という女の子を飼っていたことを知った。

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桃太

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左が桃太。右が胡桃。

パッとみ、似ていることにも驚いたが、二頭のエピソードを聞いて更に驚いた。

くるみと桃太のエピソード

FIPで一歳で亡くなった胡桃。

亡くなってから1週間後に現れた桃太。

その話を聞きながら感じた。

保護された桃太の中には胡桃がいたことを。

「お母さんが悲しんでるから急がなくちゃ。」

そう思った胡桃は、桃太の身体を借りて現れた。

「気づいてもらえるように。」

同じ毛色の桃太を選んだのだと。

 

そして、6年経って今、私を通してその事を友人に伝えたかったのだと思った。

それは、胡桃が生まれてから一年という短い期間の中で、沢山愛情を貰って旅立てた事。

友人に自分を責めて欲しくなかった事。

猫との暮らしを諦めて欲しくなかった事。

そして、沢山のありがとうを伝えたかった?という事を、私は伝えた。

そして、今は胡桃ではなく、桃太なのだという事を。

 

ひと通り話を聞いた友人は大騒ぎだった。泣いたり笑ったり、驚いたり。笑

でも、どこかそうなんじゃないか?とも感じていたようで、話を聞いてスッキリした。と言ってくれた。

 

アニマルコミュニケーションをしていると、こうししたシンクロや偶然、必然な出会いが起こる。

今回は桃太と胡桃によって繋がった友人との再会。

 

伝えたかった事を伝えて欲しくて私を呼んだんだよね。

 

教えてくれてありがとう。

繋いでくれてありがとう。

 

2019年5月 

胡桃と桃太と友人と私のキロク。

 

追記:その後、胡桃が亡くなったのは5月だった事を知りました。5月におこした胡桃の奇跡。

 

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