ハナの奇跡
台湾に住む私の幼馴染の愛猫ハナ、17歳の女のコ。
今月の始め、体調が思わしくないと連絡をもらいました。
ハナは、双子で生まれたトロと一緒に私の幼馴染に引き取られて育てられたこ。
飼い主が体調の変化に氣づいたのは先月末。
それから急激に体調を崩していきました。
原因は、腸に溜まっていた便。
かなり固くなっており、なかなか排泄出来ずに詰まっていたようです。
年齢的ににも麻酔をかけて手術をしても、その後の対力がもたないかもしれない。
そう先生に言われていたようでした。
連絡を受けた日から毎日レイキを送りました。
伝わって来る感情や体調をその都度やりとり。
遠く離れた台湾と日本でもメッセージですぐやりとりが出来る事がとてもありがたかったです。
食べる氣力も動く元氣もなかったハナ。
ヒーリング中に伝わるエネルギーも弱くなっていました。
体温も下がり、状態はあまり変わらず。
そんな時に、「ハナはどうしてほしいか?」
聞いてほしいと言われました。
もう数日ももたないかもしれない体力。
ハナの望むようにしてやりたい。
その一心で聞いてほしいと言われました。
「ハナはどうしたい?どうしてほしい?」
そう聞いた時に感じたのは、ハナの怒りの感情でした。
「可哀想だと思われたくない。」
「可哀想っていう感情はプラスにならないからいらない。」
そう言われました。
17年、トロと一緒に寄り添って生きてきたハナ。
飼い主である幼馴染に全てを委ねて心を開いてきたのに、自分の命と向き合ってくれていない事に怒りをぶつけてきたのです。
手術をするにせよ、しないにせよ、どんな選択をしても覚悟はできている。
その覚悟と向き合ってほしいと彼女はぶつけてきました。
動物って、ハナって強い子だな。と思いました。
愛する我が子が目の前で苦しんでいたら。
多くの飼い主さんは、氣づいてあげられなかった自分を責めたり、後悔したり、可哀想だと嘆いたり、出来る事なら代わってあげたい。
そう思うと思います。
でも彼らの望むことは、一緒に今の状態を受け入れて前に進むこと。
その時出来る限りの事をしながら毎日一生懸命生きること。なんです。
可哀想だと思われたくない。
そこにハナの今までの猫生がすべて含まれているように感じました。
17年、ずっとどんな時もハナらしく、一生懸命生きてきたんだよね。
その日から私もハナにヒーリングを送る時、「ハナがハナらしく、どんな時もベストを尽くして生きていけるように」
という想いでヒーリングをしました。
そして今日、こんなメッセージを貰いました。
しのちゃん、おはよう。
毎日ありがとうね。
土曜日の夜病院行ったときは、体重は2キロ敷かなかったけど、体温は37.8度に上がってた。
先週後半ぐらいから、ちょっと元気出てきた感じ。
歩き方も前のヨタヨタではなくて、けっこうしっかり歩けてる。
ちょっと前は、立ち上がるにも座るにも寝るにも、一つ動いたら一休み
一歩動いたら一休み、だったのにね。
不思議!
朝起きた時も、リビングにいるハナにあいさつしてから寝室の横のトイレ入ってたら、寝室にいると思ったらしく、自分で歩いて私の寝室のほうまで行ってニャーって鳴いてた。
カワイかった❤
ご飯は相変わらず、注射器で一日に何度か与えてる。
ハナの状態に変化が起きました。
手術をしない。という選択をし、毎日毎日ハナと真剣に向き合って来た事で何かが変わって来たのだと感じました。
動物と暮らす。という事は、命を預かり、命と向き合うという事なんだと、ハナのセッションを通して改めて感じました。
ハナのおこした奇跡。
話してくれて、ありがとう。
感情をぶつけてくれて、ありがとう。
そしてこれからもハナらしく生きてね。
動物と暮らしている沢山の飼い主さんに知っていただきたいと思い、了承をいただき、ご紹介させていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました?
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